この記事では、ロードバイク用の安いパワーメーターについて書ています。
ロードバイクの楽しみ方は人それぞれですが、走行データを分析してより効率的・効果的な走りがしたい、というライダーも一定数いるでしょう。
今回はそんなデータ収集の決定的アイテムといえる、パワーメーターを特集します。
しかしロードバイク用のパワーメーターは高価なものが多い。興味はあってもなかなか手が出せない人もいますよね。
ロードバイク用パワーメーターのおすすめをテーマとして、なるべく安く手に入る製品を中心にご紹介していきます。
1番おすすめなのは、マージンのPES-P505。
価格が4万円台で、パワーメーターとしては飛びぬけた安さ。
初めて使いたい人にとって最適です。
安いからといって計測の性能が悪いわけでもないので、いきなり高価で高性能なものを買うよりも、まずは満足いくデータ収集ができるか試してみるのが良いでしょう。
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なるべく安く抑えたい!ロードバイク用パワーメーターの選び方

パワーメーターは、どの部分で計測するかによっていくつかのタイプがあります!
タイプによっておおよその値段が決まっています。
以下の表を参考にして、タイプと値段の目安を確認してください。
種類 | 特徴 | 値段の目安 |
---|---|---|
両側クランク型 | 左右のクランクアームのひずみで測定する。 精度が高くて値段も高い。 | 10万~20万円 |
片側クランク型 | 片方のクランクだけで測定する。 パワーメーターの中では安価なものが多い。 | 5万~ |
ペダル型 | 両方もしくは片方のペダルで測定する。 取り付けが簡単で複数のバイクで使い回せる。 | 片方:5万~10万 両方:8万~20万 |
スパイダー型 | クランクとチェーンリングをセットで取り付けて計測する。 精度と耐久性が高い。 | 5万~20万 |
安さを重視するなら、片側クランク型やペダル型の片方センサータイプ、もしくはスパイダー型の中で安いものを選ぶと良いでしょう。
パワーメーターは製品によって、取り付け可能なメーカー(ブランド)が決まっている場合があります。
例えばペダル型は、シマノやLOOKであれば互換性があるけど、他のメーカーだと対応していないといった具合。
自分が今使っているパーツと、これから買おうとしているパワーメーターの互換性は必ずチェックしましょう。
クランク型やスパイダー型の場合、自分にとって使いやすい長さを選ぶことが大切。
多くの製品では複数の長さを用意しているので、自分が今使っているものと同じ長さがあるか確認すると良いでしょう。
ロードバイク用パワーメーターおすすめ9選!安いモデル・高品質など

ここからは、ロードバイク用パワーメーターのおすすめを9個紹介していきます。
- マージン PES-P505
- マージン PES-P515
- シマノ FC-R8100-P
- シマノ FC-R9200-P
- スラム Rival Axs 12速パワーメータークランクセット
- 4iiii Precision 3+
- ガーミン Rally R pedal power meter
- ファベロ Assioma UNO
- ファベロ Assioma DUO-Shi
メーカー | Magene(マージーン) |
タイプ | スパイダー型 |
電源方式 | 充電式 |
バッテリー駆動時間 | 200時間 |
- パワーメーターの中で突出した安さ
- スパイダー型なので計測値が安定しやすい
- 様々なクランク長に対応している
- パワーメーターを使ってみたくて、とにかく安いもので試したい人
- 自分に合ったクランクの長さを選びたい人
メーカー | Magene(マージーン) |
タイプ | スパイダー型 |
電源方式 | 充電式 |
バッテリー駆動時間 | 240時間 |
- P505から改良されたモデル
- 測定精度が改善されて、バッテリー駆動時間も伸びた
- P505とほとんど変わらない安さ
- P505よりも少し多くお金を出して、より精度の高いモデルが欲しい人

メーカー | SHIMANO(シマノ) |
タイプ | スパイダー型 |
電源方式 | 充電式 |
バッテリー駆動時間 | 226時間 |
- 国内メーカー最大手による高性能な製品
- ギアの歯数やギア無しが選べる
- パワーセンサーの中では比較的手が届きやすい値段
- シマノ製品が欲しい人、アルテグラを使っている人
- そこそこの値段を出していいから、品質が信頼できるものが欲しい人

メーカー | SHIMANO(シマノ) |
タイプ | スパイダー型 |
電源方式 | 充電式 |
バッテリー駆動時間 | 300時間 |
- シマノ最上位グレードのパワーメーター
- 独自の技術による精確な計測
- 趣味ライダーからプロまで、幅広いスタイルに対応した校正プログラム
- デュラエースを使っている人
- 安いに越したことはないけれど、性能やこだわり重視で金額を出せる人

メーカー | SRAM(スラム) |
タイプ | スパイダー型 |
電源方式 | 充電式 |
バッテリー駆動時間 | 400時間 |
- アメリカの自転車パーツ専門ブランドのミドルグレード
- パワーメーターとしては非常に安価
- チェーンリングの交換が可能
- スラムのブランドを好む人
- 安い製品が欲しい人
- バッテリーの寿命が長い製品を選びたい人

メーカー | 4iiii(フォーアイ) |
タイプ | 片側クランク型 |
電源方式 | 電池 |
バッテリー駆動時間 | 800時間 |
- 左クランク用の安価なパワーメーター
- 様々なグレードに対応している
- 電池式で、最大800時間の長寿命
- 安い製品が欲しい人
- 自分のグレードに対応した製品を探している人
- 電池式を好む人

メーカー | GARMIN(ガーミン) |
タイプ | ペダル型(片側、両側) |
電源方式 | 充電式 |
バッテリー駆動時間 | 120時間 |
- シマノのSPD-SLとLOOKのKEOクリートに対応
- 計測値を正確に安定してデバイス表示できる
- 片側(ペダル1個)と両側センサー(ペダル2個)から選べる
- ペダル型で計測性能が高い製品を求める人
- 片側だけの設置で費用を抑えたい人

メーカー | Favero(ファベロ) |
タイプ | ペダル型(片方センサー) |
電源方式 | 充電式 |
バッテリー駆動時間 | 50時間以上 |
- イタリアブランドの安価なペダル型
- ファベロとLOOKのクリートに対応
- ペダル型で安い製品を求める人
- ファベロもしくはLOOKのクリートを使っている人

メーカー | Favero(ファベロ) |
タイプ | ペダル型(両方センサー) |
電源方式 | 充電式 |
バッテリー駆動時間 | 50時間以上 |
- ペダル軸にセンサーが搭載された製品
- 両側で計測することで正確さを高めている
- 両側ペダル型の中では安い
- 両側ペダル型で安価な製品を求める人
- 軽量なパワーセンサーが欲しい人(ペダルと合わせて両方で約300g)

ロードバイク用パワーメーターに関するよくある質問
- パワーメーターをつけるデメリットは?
やはり高価であることが一番のネック。本記事でもご紹介した通り、パワーメーターは最も安いものでも4~5万円します。
それだけの金額を出してデータを知ることに価値を感じるかどうかが、パワーメーターを使う上での一番のポイント。
またパワーメーターは、使っているうちに数値がズレてきたり正確に測れなくなったりします。ある意味消耗品であることもデメリットとなるでしょう。
それを踏まえたうえで、やはりパワーメーターが欲しいと思うかどうか、じっくり考えて決めると良いでしょう。
- パワーメーターの他に必要なものは?
- パワーメーターを使うためには、計測結果を表示するデバイスが必要です。スマホでアプリを入れるか、対応するサイクルコンピューターを用意しましょう。
- パワーメーターを扱う際の注意点は?
パワーメーターは精密機器なので、設置する際には注意が必要。ペダル型なら比較的簡単に設置できますが、スパイダー型は丁寧にはめ込まなければいけません。
慣れていない場合は専門店に設置を任せるのが無難ですよ。
まとめ
今回はロードバイク用パワーメーターと、以下のラインナップでお伝えしました。
- マージン PES-P505
- マージン PES-P515
- シマノ FC-R8100-P
- シマノ FC-R9200-P
- スラム Rival Axs 12速パワーメータークランクセット
- 4iiii Precision 3+
- ガーミン Rally R pedal power meter
- ファベロ Assioma UNO
- ファベロ Assioma DUO-Shi
安いもの、少し値は張るけど性能が高いものなど、パワーメーターも色々。ぜひ自分に合った製品を選んで、データに基づいたクールなライドを楽しんでください。