この記事では、コスパ最強のクロスバイクおすすめメーカーについて書いています。
自転車を購入する際に、価格を重視する方は多いと思いますが「スポーツバイクは値段が高い！」というイメージから、クロスバイクを選択肢から外していませんか？
実際のところ、有名メーカーのクロスバイクは、機能性を重視したパーツを使用しているので10万円以上するモデルが多いですよね。
しかし、色々と探してみると、良心的な価格ながら機能性も良い、コスパ最強と言われるクロスバイクを販売しているメーカーも数多くあります。
そのようなメーカーは、激安な部品を使用して価格を下げるという訳ではありません。
性能の良いパーツを使用していながら、企業努力によって価格を押さえているメーカーと言えるでしょう。
今回は、コスパの良いクロスバイクメーカーおすすめ5選を紹介するとともに、メーカー別にコスパ最強のクロスバイクも紹介いたします。
また、コスパ最強のクロスバイクの選び方も解説していきますので、ぜひ参考にしてくださいね。
私がおすすめするコスパ最強クロスバイクメーカーは「GIANT」です。
高い技術力を活かして自社生産を行うことで、最高のコストパフォーマンスを実現しているGIANT。年間600万台以上という世界一の生産台数を誇っています！
その技術力は折り紙付きで、現在多くのスポーツ自転車で採用されているスローピングフレームは、GIANTが先駆けて開発している程です！
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コスパ最強のクロスバイクの選び方
ここからは、コスパ最強のクロスバイクの選び方を解説していきます。コストパフォーマンスを最優先に考えている方はぜひ参考にしてくださいね。
最初に、ご自身の使用目的に合わせたクロスバイクの価格帯を確認していきましょう。
まずは下の表をご覧ください。
| 価格帯 | 主な使用目的 |
|---|---|
| 40,000円以下 | たまに使う街乗り |
| 40,001円～70,000円 | 通勤・通学など、毎日の街乗り |
| 70,001円～100,000円 | 毎日の街乗りからサイクリングまで |
| 100,001円以上 | 長距離ツーリング |
私がおすすめする価格帯は、40,001円から70,000円の価格帯です。
上位モデルよりもグレードは抑えられていますが、通勤・通学はもちろん、ちょっとしたサイクリングにも対応できるモデルが多く販売されています。
また、この価格帯でしたら有名メーカーのエントリーモデルも購入可能。
誰もが知っているメーカーなら安心感もありますよね。
私個人の見解ですが、40,000円以下のクロスバイクは、量販店のシティ車やママチャリなどとほぼ同等と考えていいレベルだと思います。
ただ、それがダメという訳ではありません。
性能面は妥協し、とにかく安いクロスバイクが欲しいのであれば問題ないでしょう。
クロスバイクのフレーム素材は、主に以下の３種類。
| フレーム素材 | 特徴 |
|---|---|
| アルミ | 軽い 価格が安い 車種の種類が多い |
| スチール（クロモリ） | クラシカルなデザインに合う 衝撃吸収性が良い 乗り心地が良い |
| カーボン | とにかく軽い しなやかで加速性が良い 高価でレース向き |
この中で、1番コスパが良いフレームはアルミフレームでしょう。
性能と価格のバランスが良く、採用されているクロスバイクも多くあります。
私もアルミフレームのクロスバイクに乗っていましたが、特に不満点はなく快適でした。
次におすすめするのはクロモリフレームですが、アルミよりも若干重く、価格も高くなる傾向にあります。
ちなみに、クロモリと同じスチールの種類にハイテン鉄という素材がありますが、こちらは安価なママチャリなどに使われている鉄素材。
重くて錆びやすいので、スチール素材のクロスバイクを選ぶ際は注意してくださいね。
コンポーネントとは、変速機やブレーキなど、クロスバイクを走らせるためのパーツ群のこと。
コスパという面では、どのようなコンポーネントが使われているかが重要になってくるので、重要なコンポーネントをチェックしていきましょう。
数多くのクロスバイクに採用されている変速機が、メードインジャパンの品質でスムーズな操作性を実現しているSHIMANO製の変速機です。
安定した走行性能を発揮してくれる、SHIMANOはコスパ最強のメーカー。
口コミなどでも評価は高く、SHIMANOの変速機について悪評はほとんど聞いたことがありません。
しかし、ネットなどで販売している激安のクロスバイクは、SHIMANO製の変速機を使っていないことが多く、品質に難がある場合があります。
気になったクロスバイクがあったら変速機の確認をしておきましょう。
クロスバイクのブレーキは主に２種類
- ディスクブレーキ
- Vブレーキ
性能的には、雨の日でも制動力の高いディスクブレーキがおすすめですが、Vブレーキは安価の割に制動力が高くメンテナンスがしやすいという特徴があります。
コスパという面から考えるとVブレーキがおすすめですね。
自転車のタイヤサイズの表記は主に2種類。
- 27インチ など
- 700×32C など
このような表記（数字部分はサイズ表記なので自転車によって異なります）がされていますが、インチ表記の方はママチャリやシティサイクルに多く使われています。
クロスバイクには700×32Cなどのサイズ表記がされているタイヤが良いでしょう。
ちなみに、700の部分はタイヤの直径、32の部分はタイヤの太さを表します。
大部分のタイヤは直径が700ですが、太さはクロスバイクによって変わってきます。
以下はタイヤの太さによるおおまかな特徴です。
- 細いタイヤはスピード性能重視
- 太いタイヤは安定感重視
おすすめは30C〜32Cあたりの太さで、性能バランスが良い中間くらいの太さになります。
コスパの良いエントリーモデルに多く、快適に走りやすいサイズですよ。
コスパ最強のクロスバイクおすすめメーカー5選
ここからは、コスパ最強のクロスバイクのおすすめメーカー5選を紹介していきます。
また、各メーカーからコスパが良いクロスバイクも紹介しています。
- GIOS（ジオス）
- NEST（ネスト）
- LOUIS GARNEAU（ルイガノ）
- GIANT（ジャイアント）
- MERIDA（メリダ）
| 国・本部 | イタリア・トリノ |
| 設立年 | 1948年 |
| 価格帯 | 57,200円～83,600円 |
| 製品ラインナップ | MISTRAL DISC ARIES MISTRAL SHIMANO MISTRIL ALEX LECRO |
| コスパ最強 おすすめクロスバイク | LECRO（レクロ） |
イタリアのミラノを拠点としているGIOSですが、GIOSと言えば、ジオスブルーと呼ばれる鮮やかな青色を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
実際、イタリアでは、ジオスブルーという色が存在しているほどその名は知られています。
ジオスのクロスバイクは、SHIMANO製のパーツをふんだんに取り入れながらも、販売しているクロスバイクはすべて低価格でコスパ抜群です。
本格的に走るには少し物足りないかもしれませんが、私のように街乗りメインの方に最適なクロスバイクメーカーと言えるでしょう。
- 伝統ある有名メーカーながら、現在のクロスバイクのラインナップは全て10万円以下というコスパの良さで人気です。
- 溶接技術にもこだわっているクオリティの高いフレームは、イタリアブランドながら「ドイツ的な印象をあたえる」と言われています。
GIOSのコスパ最強おすすめクロスバイクは「LECRO」です。
GIOSと言えばMISTRILシリーズが有名ですが、今回はコスパ最強の新モデル、LECROをご紹介いたします。
ライトスポーツクロスバイクという位置づけで、入門用に最適なLECRO。駆動系はSIMANO製パーツを搭載、ワンサイズで価格を抑えています。
| 国・本部 | 日本・埼玉県越谷市 |
| 設立年 | 2015年 |
| 価格帯 | 59,400円～198,000円 |
| 製品ラインナップ | VACANZE 2 DISC VACANZE 2 FLASH VACANZE 1 VACANZE 2 |
| コスパ最強 おすすめクロスバイク | VACANZE 2（バカンゼ2） |
日本ブランドのNESTは、低価格でコスパ抜群のクロスバイクを製造・販売しています。
プレミアムモデルとスタンダードモデルを販売していますが、フィットネスや街乗りを重視したスタンダードモデルは特にコスパに優れたモデル。購入者の評判も上々です。
NESTのクロスバイクは、JISやISOの強度試験と同等、またはそれ以上の自社基準が設けられています。
厳しいチェックのもと高い品質が保たれているので、安心感は抜群ですよ。
- NESTのクロスバイクは、価格、性能、デザインのバランスが良いので、初心者でも選びやすく安心して走ることができます。
- 過剰なスペックを控え、必要十分な基本性能や高い拡張性を備えることで、合理的で長く楽しめるクロスバイクを作っているメーカーです。
NESTのコスパ最強おすすめクロスバイクは「VACANZE 2」です。
バランスの良いアルミフレームを使用し、上位モデルのような軽量性と頑丈さを併せ持ったクロスバイクになっています。重量は10.3kgとこの価格帯では驚きの軽さです。
| 国・本部 | カナダ・ケベック |
| 設立年 | 1981年 |
| 価格帯 | 63,800円～74,800円 |
| 製品ラインナップ | MULTIWAY26/27 SETTER8.0 SETTER9.0 DISC |
| コスパ最強 おすすめクロスバイク | SETTER8.0（セッター8.0） |
ルイガノはカナダに拠点をおくスポーツ用品メーカーで、自転車のトラック競技選手だったルイ・ガノーが立ち上げたブランドです。
スポーツ自転車や自転車用品をメインに販売をおこなっていて、日本では「サイクルベースあさひ」がルイガノ社より商標使用許可を得て販売しています。
美しいデザインと、シンプルで操作性の良い軽量な作りは機能性もばっちり。
自転車安全・環境基準のBAAマークは、安心と安全の証と言えるでしょう。
- ルイガノのクロスバイクは、デザイン性が良い上に安全性が高いと口コミでも評判です。特に初心者向けのエントリーモデルは人気があります。
- 取り扱いしている販売店が多いのでアフターサービスも万全。カラフルでカジュアルなデザインなので、女性にもおすすめです。
ルイガノのコスパ最強おすすめクロスバイクは「SETTER8.0」です。
軽量なアルミフレームに、タイヤは標準より少し太めの700×32Cを装備。クッション性と安定性が抜群で、街乗りに最適なクロスバイクです。フレームサイズは370㎜から520㎜までそろっているので、あらゆる身長の方に対応しています。
| 国・本部 | 台湾・台中市 |
| 設立年 | 1972年 |
| 価格帯 | 69,300円～154,000円 |
| 製品ラインナップ | ESCAPE Rシリーズ GRAVIERシリーズ ESCAPE RXシリーズ |
| コスパ最強 おすすめクロスバイク | Escape R3（エスケープR3） |
1972年に台湾で創業したGIANTは、世界1位の自転車生産台数を誇る自転車メーカーとしてお馴染みですね。
高い技術力で作られた高性能のクロスバイクは、すべて自社生産によるものなので、コスパという面ではかなり優れたメーカーと言えるでしょう。
豊富なラインナップで知られるGIANT、コスパ抜群のESCAPE Rシリーズの中でも数々のモデルを取り揃えています。自分にぴったりのクロスバイクが、きっと見つかるはず！
- ヨーロッパブランドの受注生産を請け負っていた歴史もある高い技術力で、フレームからパーツまで自社生産で行うことで価格を抑えています。
- GIANTのクロスバイクは対面販売が基本で、多くの自転車販売店で購入が可能。アフターサービスも万全なので購入後も安心です。
GIANTのコスパ最強おすすめクロスバイクは「Escape R3」です。
コスパ最強の代表格と言っても過言ではないESCAPE シリーズ。その中でもEscape R3は、低価格ながらフレームやコンポーネントといった機能面の充実さが際立つ1台です。
最新モデルは、テールライトやロックの取り付けができる、UNICLIPシステム対応サドルを採用しています。
| 国・本部 | 台湾・員林市 |
| 設立年 | 1972年 |
| 価格帯 | 64,900円～165,000円 |
| 製品ラインナップ | CROSSWAYシリーズ GRANシリーズ |
| コスパ最強 おすすめクロスバイク | CROSSWAY50-R |
MERIDAは1972年に台湾で創業した自転車メーカーで、自転車生産台数はGIANTに次いで世界第2位。日本でも人気があるメーカーなので、ご存じの方も多いと思います。
ドイツに開発拠点を構えているMERIDAは、世界的なロードレースに機材を提供するなどの、高い技術力が大きな特徴。口コミでも性能面で高評価の意見が多く見られました。
世界的メーカーならではの自社開発や生産体制で、高いコストパフォーマンスを維持。同スペックのクロスバイクは、他メーカーより価格が抑えられていることが多いと評判です。
- 先端技術に強いMERIDAは、ロボット溶接やハイドロフォーミング加工などの技術を世界に先駆けて採用するなど、技術力に定評があります。
- クロスバイクのラインナップは幅広く、通勤・通学などの街乗りからサイクリングやレースまで様々なシーンに対応可能。
MERIDAのコスパ最強おすすめクロスバイクは「CROSSWAY50-R」です。
新世代のMERIDAデザインを採用したCROSSWAY50-Rは、制動力の高いVブレーキやShimano Tourneyドライブトレインを装備。
お求めやすい価格と高品質を両立した、コスパ抜群のクロスバイクです。
まとめ
今回はコスパ最強のクロスバイクおすすめメーカー5選をご紹介いたしました。
ラインナップは以下の通り！
- GIOS（ジオス）
- NEST（ネスト）
- LOUIS GARNEAU（ルイガノ）
- GIANT（ジャイアント）
- MERIDA（メリダ）
コスパ最強のクロスバイクの選び方も参考にしていただき、購入する際の参考にしてくださいね！
