この記事では、ロードバイクで使える膝サポーターのおすすめについて書いています。
ロードバイクに乗っていて、膝に違和感や痛みを感じた経験はないでしょうか。
私は特に冬になると、ペダリングで膝を曲げてから伸ばす動作のときに痛いことがあります。せっかくのサイクリングが、痛みを感じながらだと楽しさが半減してしまいますね。
今回は、違和感や痛みを軽減したり、パフォーマンスの向上に役立ったりするロードバイク膝サポーターをご紹介します。
私の一押しは、ザムストのEKシリーズ。
国内メーカーの信頼性と入手しやすさ、安価な割に確かな効果が期待できるコスパの良さに注目しました。
他にも高性能なサポーターがありますが、価格が高いので最初のひとつとしては不向きです!
ザムストの膝サポーターはより多くの人におすすめです♪
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ロードバイクで使える膝サポーターの選び方

膝サポーターの形状には、筒型とベルト型の2種類があります。
筒型はその名の通り筒状になっていて、足先から入れて膝まで引き上げるタイプ。ベルト型は膝に巻いてベルトで固定するタイプです。
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| 筒型 | ・安い製品が多い ・生地が薄いので膝を曲げたとき邪魔にならない | ・締め具合の調整ができない |
| ベルト型 | ・サポーターとしての性能が高いものが多い ・締め具合を調整できる | ・ペダリングで膝裏が擦れて痛くなる場合がある ・物によっては膝が曲げにくくなる |
膝サポーターにも製品やメーカーによって様々なサイズがあるため、自分の膝に合った大きさを選びましょう。
細かいサイズ表記(cm)については、通販サイトの製品ページやメーカーのサイトに記載されているので、必ず確認しておきましょう!
膝サポーターにもいろいろな製品があり、それぞれ特徴が異なります。
巻き方を工夫したもの、通気性・吸湿性を売りにしたもの、性能を徹底的に追求した高価なもの、逆に必要最低限の性能で安く抑えたもの、等々。
それぞれの特徴を比較して、自分が必要とする要素を備えた一品を選ぶと良いでしょう。
ロードバイクで使える膝サポーターおすすめ9選

ここからは、ロードバイクで使える膝サポーターおすすめを紹介していきます。
- ザムスト EKシリーズ
- ザムスト ボディメイトシリーズ
- バウアーファインド スポーツコンプレッションニーサポートNBA
- バウアーファインド SPORTS KNEE SUPPORT
- ミューラー ひざサポーター ロングタイプ
- ミューラー オムニフォース ニースタビライザー KS700
- ホルザック 膝サポーター
- RELAXEE 膝サポーター
- RESLTALY 膝サポーター 2枚入り
| メーカー | ZAMST(ザムスト) |
| 形状 | ベルト型 |
| サイズ | S,M,L,LL,3L |
- 日本の医療メーカー発祥のスポーツ向けサポート製品ブランド
- 求める強度(固定する強さ)に合わせて3種類から選べる
- ベルト型の中では安価で、コスパの良い働きが期待できる
- 低~中程度のサポート力で、なるべくコスパの良いものを使いたい人
- ロングライドで、締めつけ具合を適宜調節しながら走りたい人
- 信頼できるメーカーから選びたい人
| メーカー | ZAMST(ザムスト) |
| 形状 | 筒型 |
| サイズ | S,M,L,LL |
- 薄くて軽い着け心地で、締めつけは強くない
- 縫い目がなくて優しい肌触り
- お手頃価格
- 軽くサポートしてくれる安価な製品が欲しい人
- 装着感が気にならない製品を求める人
- 通気性の良さを重視する人
| メーカー | BAUERFEIND(バウアーファインド) |
| 形状 | 筒型 |
| サイズ | S,M,L,XL |
- NBA公認の高性能なコンプレッションタイプのサポーター
- 滑り止めが付いていてズレにくい
- カラーの種類が豊富
- 高価でも性能が良いものを求める人
- 高い負荷でのライドをする人
- 好きな色から選びたい人
| メーカー | BAUERFEIND(バウアーファインド) |
| 形状 | 筒型 |
| サイズ | XS,S,M,L,XL,XXL |
- 医療用サポーターを元にして開発された、スポーツ特化のサポーター
- 軽くて通気性がよく、動きやすい素材の配合
- ユニークで格好良いデザイン
- サポーターとして最高峰の性能があるハイエンド製品を求める人
- 製品の見た目に惹かれる人
| メーカー | Mueller(ミューラー) |
| 形状 | ベルト型 |
| サイズ | FREE,S~M,L~XL |
- アメリカの有名スポーツ医学メーカー製
- 「フィット感重視」や「動きやすさ重視」など、4つのタイプから選べる
- フリーサイズは調節できる範囲が広い
- 自分の目的に合った性能を選びたい人
- 実績あるメーカーから選びたい人
- サイズ感が合わない可能性を減らしたい人
| メーカー | Mueller(ミューラー) |
| 形状 | 筒型 |
| サイズ | S,M,L,XL |
- 膝のグラつきや負担のかかる回旋を抑制する構造
- 伸縮性能に優れて通気性もよく、全体として高性能
- サポート力を「ハード」と「ミディアム」から選べる
- 筒型の高性能なハイエンド製品を求める人
- 運動時、膝の動きに慢性的な違和感がある人
| メーカー | HOLZAC(ホルザック) |
| 形状 | 筒型 |
| サイズ | M,L,LL,F |
- 「3Dシリコンテーピングサポート」により、高いサポート力と伸縮性能を両立させている
- 薄くて動きやすく通気性も良い
- 安くて手に入りやすい
- サポート機能はありつつも、動きやすくて蒸れにくい製品が欲しい人
- なるべく安いものを求める人
| メーカー | RELAXEE(リラクシー) |
| 形状 | 筒型 |
| サイズ | M,L,XL |
- 日本ブランドの安価な製品
- 両サイドのスプリングにより、膝の曲げ伸ばしがしやすい構造
- とりあえず膝サポーターを試してみたくて、ある程度の性能と信頼が期待できる安い製品が欲しい人
| メーカー | RESLTALY |
| 形状 | 筒型 |
| サイズ | S,M,L,XL |
- 2枚入りで、なおかつ非常に安い
- 3つのカラーバリエーションがある
- 値段を最優先に考える人
- 冬に多少の防寒目的でも使いたい人
ロードバイクで膝が痛くなる原因
ここからはロードバイクで膝が痛くなる原因として、考えられるものを挙げていきます。
まずはロードバイクの乗りすぎが考えられます。
ロングライドや高負荷の走行で膝に疲労が溜まり、その状態でなおも乗っていれば膝が悲鳴(痛み)を上げます。
趣味でも競技目的でも、体調管理が一番の基本。人によって「乗りすぎ」の基準は異なりますが、乗っていて膝に違和感を覚えたら、無理せず休むようにしましょう。
いわゆるO脚やX脚の人は、膝の内側や外側に負荷が集中して痛くなりやすいと言われています。
走行中は膝や足の向き、力の入れ具合に繊細な注意を払って、なるべく膝への荷重を分散するよう心掛けましょう。
膝まわりの筋力が弱いと膝の疲労が早まり、痛みを感じやすくなります。自転車走行における膝の動きには複数の筋肉が関わっており、それぞれ以下のような役割があります。
| 筋肉の名前 | 筋肉がある場所 | 役割 |
|---|---|---|
| 大腿四頭筋 | 太もも前側 | ペダリングにおいて上死点からの踏み込む力に関わる。 |
| ハムストリング | 太もも裏側 | ペダリングにおける下降方向の力、またスプリントやヒルクライムなど高強度の出力に関わる。 |
| 下腿三頭筋 | ふくらはぎ | 膝を曲げる動きに関わる。 |
| 大殿筋 | お尻 | ペダルを下へ押す動きをサポートする。 これにより踏み込むときの膝の負担を減らす。また長時間にわたって出力できる。 |
| 腸腰筋 | 腰まわり | 上半身を安定させると共に股関節の動きをスムーズにする。 これにより下半身の負担を減らせる。 |
膝の痛みを軽減・抑制するためには、これらの筋肉をバランスよく鍛える必要があります。
「筋肉が固い」とは、筋肉が伸びにくくなっている状態のこと。筋肉が伸びにくいと、身体を伸び縮みする運動(まさにペダリング)がスムーズにできなくなります。
そのように筋肉が固い状態で走行すると、体を動かすために余分な力が必要となって疲労が溜まりやすい。その結果、膝も痛みやすくなります。
普段デスクワークをしている人やストレッチの習慣がない人は、筋肉が固くなりやすいため注意しましょう。
正しいペダリングとは、無理に力を入れなくても一定の速度と強度を保って漕ぎ続けられること。いわゆる「勝手に回っている」状態です。
ペダリングが正しくできていないと、余計な力が加わって膝などへの負担が増えます。
サドルやペダルの高さ(クランクの長さ)が適切でないことで、膝に余計な負荷がかかる場合があります。
具体的には、座る位置が高すぎることにより、ペダリング下死点で膝が伸びきってしまう場合。こうなると膝を伸ばす・曲げる動作をするのに多くの労力が生じます。
高すぎず低すぎない丁度いいポジションを求めて、サドルなどを微調整すると良いでしょう。
ビンディングシューズを使っている人は、クリートが膝の痛みに繋がることも。
可動域が狭いクリートだと、ペダリング時に筋肉の自然な動きをブロックしてしまい、そのぶん膝に負荷が掛かります。
もちろん可動域が狭い(もしくは固定式)クリートには目的と利点があるのですが、膝への負担軽減を優先するなら、可動域が広いものを使った方が良いでしょう。
また、クリートが摩耗することで足首の角度や力の入れ具合が微妙に変わり、それが膝の痛みを引き起こす可能性もあります。
長期間使っているクリートは、ライド前にすり減っていないかチェックするようにしましょう。
ロードバイクに限らず、スポーツをする際には準備運動とアフターケアが欠かせません。怠ると膝を含めて様々な怪我を引き起こします。
ライド前後にストレッチやマッサージを入念に行って、膝の痛みや故障リスクを減らしましょう。
ストレッチには動的ストレッチと静的ストレッチがあります。
動的ストレッチは体の各部を積極的に動かして身体を温める運動。ラジオ体操が代表例で、本格的な運動の前に行います。
静的ストレッチは体の各部をゆっくり伸ばすことで、緊張状態の筋肉をほぐします。運動後や同じ姿勢で長時間過ごした後に行うと効果的ですよ。
雨や寒気により膝が冷えると、血流が滞って膝まわりの筋肉が固くなり、結果として膝が痛くなりやすい。
私も冬のライドは膝が痛みやすいので、モコモコの暖かいサポーターを装備しています。
雨の日や冬季は防寒対策のサポーターをして、膝を冷えから守りましょう。
まとめ
今回はロードバイクで使える膝サポーターを、以下のラインナップでお伝えしました。
- ザムスト EKシリーズ
- ザムスト ボディメイトシリーズ
- バウアーファインド スポーツコンプレッションニーサポートNBA
- バウアーファインド SPORTS KNEE SUPPORT
- ミューラー ひざサポーター ロングタイプ
- ミューラー オムニフォース ニースタビライザー KS700
- ホルザック 膝サポーター
- RELAXEE 膝サポーター
- RESLTALY 膝サポーター 2枚入り
それぞれサポートの強さや仕組みが異なるので、ご自身に合った製品を見つけて軽快なライドを楽しんでくださいね。











